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青銅は銅(Cu)と錫(Sn)の合金であり昔からよく使用されています。靭性に富んでおり、鋳造が容易で、大砲の砲身にも使用されていたことから砲金とも呼ばれています(外国名:ガンメタル)。耐圧性、耐食性、耐摩耗性が高く切削性にも優れている特徴がありますので、耐圧が求められるようなバルブ、ポンプ部品、歯車や羽根車、電動機器部品などの部品に幅広く使用されています。当社では最も多く使われているCAC406C(BC6)をはじめとして、環境負荷軽減を視野に入れた新しい低鉛材のCAC408Cの製造もおこなっています。
ご希望の長さに切断が可能。 ショット加工など各種加工にも対応。
CAC603C、CAC604Cは面圧の高い軸受に適しています。なじみ性が良好なことが知られており、鉛(Pb)を多く含有する青銅です。鉛(Pb)を加えることにより鋳造性、切削性が高まります。高荷重を受けることが想定される軸受材料として多く使用されています。
青銅の中でも鉛(Pb)の成分値が0.25%以下のものが鉛フリー青銅棒です。鉛の代わりにビスマス(Bi)を使った新合金です。CAC902CはCAC406Cに比べ切削性はやや劣るものの機械的性質はほぼ同等です。
銅(Cu)に錫(Sn)と少量のリン(P)を加えた合金です。リン(P)を添加することにより湯流れがよくなり一般の青銅よりもバネ性や耐食性に優れています。鉛浸出量は非常に少ないとされています。
黄銅は銅を主成分とする銅(Cu)と亜鉛(Zn)の合金で、一般的に真鍮と呼ばれています。機械的性質に優れているため多くの機械部品に使用されています。また鋳造、塑性加工ともに容易で導電性が高く耐食性もよい合金です。青銅に比べ価格も安く広く使用されています。
弊社の製造する青銅棒をはじめとする横型連続鋳造棒製品は、「棒材」「中空棒」ともに長年にわたって、幅広い分野でご愛用いただいております。 外形寸法は、10mm〜91.5mmの範囲を主体に、広く対応しています。棒形状も丸、六角、四角、八角など多種にわたり、お客さまのニーズに合わせた特殊な異型製品の開発も多数手がけております。
ご希望の長さに切断が可能。ショット加工など各種加工にも対応。
複数の切断機を所有しており、お客様の要望に従い高い精度で切断することが可能です。
ステンレスの玉を高速で表面にあて表面処理を行うショットブラスト加工機によりショット加工が加工です。タンブラー型ショット加工機も所有しており切断品のショット加工も可能です。