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主に溶解と鋳造の工程を担当しています。 鋳造棒は生き物のようだと思っています。夏場、冬場でその表情が全く変わってくるのです。観察し、触れてみると、「今日はつるつるだな」「今日はよく伸びるな」など、日によって状態が違います。 ですから、自分が約30年培ってきた感覚と、今まで丸江伸銅に蓄積されてきたデータと見比べながら鋳造条件の調整を行うことが大切です。 特に、年2回ある炉の入れ替えは襟を正して取り組む仕事のひとつ。やり直しがきかないので、毎回新鮮な気持ちで取り組むようにしています。 鋳造の仕事は本当に終わりがありません。もっと効率よく鋳造を行う方法や、綺麗に加工するための鋳造棒のクセを把握するなど、もっと高みを目指していきたいと思っています。
今、丸江伸銅がどんどん成長している実感があります。 もっと会社を大きくできるよう、また技術を少しでも残していけるよう頑張ることが今の目標です。 同時に、これから丸江伸銅に入社してくださる方には、会社の人々との触れ合いや仕事への取り組みによって自分を高めていってほしいですね。 丸江伸銅にはその環境があると、私は思います。
現在は鋳造された棒の冷間引抜(抽伸)を担当しています。鋳造された棒を型(冷間ダイス)に通しながら引っ張ることで、決められた寸法・仕様に加工する仕事です。細い鋳造棒は曲がりやすく、繊細な感覚が必要なのです。最初は上手くいかないことも多かったのですが、こればかりは自分で感覚を掴んでいくしかな いので、来る日も来る日も作業を続けました。 多い時には1日1,000本以上触る今では、直径3mmの鋳造棒の違いもわかるようになりました。 単純作業の繰り返しに思えるかもしれませんが、実は全く違うのです。工場全体の作業の流れが滞らないように、自分の作業も行わなければならない。スムーズに進めるためにはどうすればいいのか、自分でずっと考えています。
私は中途採用で丸江伸銅に入社しました。休日や時間外労働が厳密に管理されているので、労働環境も自分に合っていると感じます。 あと丸江伸銅は、社長を含めて社員同士の距離が近いですね。ある日、気づいたら社長が隣で作業されていることもありました(笑)。その他にも慰労会やクラブ活動のフットサルをして いるときなど、仕事以外でも会話することがあるので、和やかな雰囲気で仕事をできるのも良いところだと思います。